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1031号機
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そうか、離脱してしまったのか。君と会ったのは、この日が最後になってしまったのかな・・・

先日の宮城野祭りでお会いしたお知り合いの方より、「1031号機が離脱した」という情報を頂いた。
今年中に離脱するという噂は耳にしていたが、それが現実のものとなってしまい非常に残念でならない。
2005年に大宮工場にて全般検査を受けており、本来であればあと2年は検査期間に猶予はあるように思えるが、
運用終了直前に致命的な故障が発生してしまい、動けなくなってしまったのだそう。

いや、諦めるにはまだ早いか。また元気に走っている姿が見れることを期待しようではないか。
# by ed75_gossy | 2009-10-08 09:34 | 過去の撮影
2009 鉄道フェスティバルin東北
今日は宮城野貨物駅で開催される鉄道フェスティバルin東北へ行ってきました。
発生品の列に並ぶため、午前8時に現地へ到着。

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今年は75ではなく金太郎の65と66号機が展示されていました。毎年、運転台見学は長蛇の列ですから、4箇所一気に開放されれば待ち時間も少なくて済むのかもしれませんね。

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10時になり、さっそく発生品コーナーへ走ります。毎回すっごい人ごみなので、身動きが取れません。
今年から販売には規制がかけられ、時間制限や購入点数の制限と、並んだ順番で購入することが出来る、公平な方法がとられました。今までは早い者勝ちだったので、後から並んだ人でも買えちゃう状態でしたから。

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こちらは通常の発生品コーナー。主に運転室関連の機器が充実していました。
75マニアの私は、部品を見ただけで大体どこの部品か分かってしまいます(笑)
「1グループ5人で3分間、お一人様3点まで」という制約で、1036号機の1エンド配電盤パネル、ノッチ天板(カマ番不明)を購入しました。

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懐かしいカマ番のプレートがたくさんありました。100号機なんかもありましたが、製造名板が無くなっていたり、1019号機においては塗装がボロボロで痛々しかったです。

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今回、宮城野フェスティバルでは初?となったオークョン。1028や1036のナンバーや運転室部品が並べられていました。

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これもオークションで出ていた部品たち。決してガラクタではありません(笑)
1036号機の運転室関連部品です。私にとっては宝の山ですね~

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うほっ、マスコン発見!!1023号機から取り外したものだそうです。
これは昔から欲しかったんですが、なにせ重量が100キロ前後あるので運べません。
ちなみにED75は全界磁32ノッチ、弱め界磁2ノッチの計34ノッチです。ノッチ天板の下にあるのがパンタやABB(空気遮断機)を操作する補助ハンドル(抜き取られてますが)です。切位置→パンタ下→パンタ上・ABB切→ABB入・補起の順番です。機関車を起動する際はパンタ上にハンドルを移動するとパンタが上がり、ABB補起にすると電動発電機や送風機が回転して機関車に電源が入ります。
その下が機関車の前進・後進させる逆転ハンドルです。黄色いシールが貼ってあるものはバーニアハンドルで、このつまみを回してノッチをさらに細かく微調整させることが出来ます(15.5ノッチみたいな)

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1036号機のメーターパネル。う~ん、これは欲しいですなぁ

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1028の2エンドメーターパネル。

というわけで、購入したい部品の札に購入希望金額を書いて箱へ入れます。13時にオークション結果の発表と言うことで、整理券を受け取ってその時を待ちます。

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これは端っこのほうにおいてあった運転席の椅子たち。今まで撮影した事のあるカマの椅子ですが、これは置き場所に困るので止めときました。ていうか存在を知っている人はいたのかな?

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値段発表~♪ センニッパのプレートは前面が55万円 1036の側面は40万円台。私の財政力では無理です(-_-)
けっこう入札がなかった部品たちもいっぱいありましたね~

というわけで、充実した一日を過ごすことができました。
# by ed75_gossy | 2009-10-04 19:35 | 鉄な話題
深夜のひと時
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日中目にすることが多いロングレール輸送車、通称”ロンチキ”。
搬送自体は日中のスジで組まれているが、実際に作業するのは終電が通過した後、貨物も通らない限られた時間で行うことが多い。
こうした、深夜に行う大変な作業のおかげで鉄道の安全は保たれている。

この日もレール交換のために工臨が運転され、エスコートは勿論赤ベコ。
現場へ行く前に、作業員の方々がレール積載部分のチェックを行い、運転士と入念な打ち合わせを行う。
オレンジ色のナトリウムランプが灯る構内で、昼の顔とは違う、凛々しい顔つきで待機する700番台。

さぁ出発の時間だ。
今夜も安全・安定輸送のため、縁の下の力持ちはブロワー音を響かせながら暗闇に消えていった。
# by ed75_gossy | 2009-09-21 08:04 | 撮影記録
秋の雰囲気
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今年の東北地方は、6年ぶりに梅雨明け宣言無しで盆を迎えてしまった。
天気が悪い日が多く、海へ釣りにいけない日も多かった。
なんとも後味が悪かった今年の夏だが、9月には行ってみれば、秋らしいスカッと晴れた晴天になることも多くなってきた。
足元に目をやれば、稲も穂を実らせており、やっぱり秋なんだなぁと実感させられている今日この頃。
9~10月は夏のきつい光線も穏やかになり始め、赤2号の車体がいい色合いになって写ってくれる。
ここもあと1ヵ月後には稲刈りが始まり、またちょっと寂しい雰囲気になってしまうだろう。
「来年、またチャレンジすればいい」
今の赤ベコにこの定義は通用しない。今、この瞬間を切り取らなければ、後で後悔するかもしれない。
そんな、変に緊張してシャッターを切ったので、なんともいまいちな1枚になってしまった・・・
# by ed75_gossy | 2009-09-11 09:39 | 過去の撮影
利府 そこにあるもの
私の住んでいるところの隣町、利府町は鉄道の町といっても過言ではない。
広大な敷地に、JR東日本のすべての新幹線車両が整備・検査を行っている仙台総合車両所。
そして交流電機が7両・蒸気機関車が4両保存されている。これだけひとつの町に鉄道車両が集うところも全国でも数えるほどしかないと思う。

すこし残念なのは、有料施設ではないだけに、貴重な車両たちの状態があまり良くないことだ。
とはいえ、もっと悲惨な状態で保存(放置?)されているところに比べれば、非常に幸運だったと思う。

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ついこの間、ふと立ち寄った総合車両所には、残念ながら役目を終えたファステック360Zが、2両だけポツンと留置線に置かれていた。
量産車が完成したことで、先に引退した360Sとともに。先行試験車である360Zも解体を待つばかりである。
正直なところ、特に思い入れというものも無いのだが、その佇まいが何と言うか、哀愁を漂わせていたので、
最後の1枚ということでシャッターを切る。

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かつて、ED78とともに板谷峠の主として君臨した国内最大のF型交流電機EF71。
もう、今にも動き出しても不思議ではないくらい。管理人が小学生の頃、スイッチバックが廃止されるということで板谷峠へ行ったものだが、75よりも重厚なブロワー音は今でも耳に残っている。

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磐越西線で活躍したED77と、仲間がいまだ現役の200系。こうして同じ構図に収められるのも、全国でここだけ。

これらの貴重な鉄道遺産を、末永く残していただきたいものである。
# by ed75_gossy | 2009-09-07 22:23 | 撮影記録